「無塩せき」って知っていますか?体にやさしい食品の選び方

公開日:2025年12月10日 更新日:2025年12月10日 ブログ

スーパーのお惣菜やハム・ソーセージのパッケージで、「無塩せき」という文字を見かけたことはありませんか?
健康志向が高まる中で注目されていますが、そもそも「無塩せき」とはどういう意味なのでしょうか。

 

〇「無塩せき」とは何か

「無塩せき」とは、ハムやソーセージを作る際に発色剤(亜硝酸ナトリウムなどの添加物)を使わない製法のことを指します。
通常、ハムやソーセージは保存性や色合いを良くするために発色剤を使います。
これによって鮮やかなピンク色に仕上がり、日持ちもしやすくなるのです。
一方で「無塩せき」の商品は、発色剤を加えずに作られているため、色味が自然でやや茶色っぽく見えることがあります。
 

〇無塩せき食品のメリット

無塩せきの商品は、発色剤を使っていない分、体に余計な添加物を取り入れるリスクを減らせるとされています。
特に、亜硝酸ナトリウムは大量摂取や長期的な影響について懸念されることもあるため、できるだけ控えたいと考える方にとって「無塩せき」は安心できる選択肢です。
自然に近い製法で作られているため、素材本来の風味を楽しむことができます。
日持ちは短めですが、その分「できるだけ新鮮なうちに食べる」習慣にもつながります。
 

〇気をつけたいポイント

ただし、「無塩せき=無添加」ではないことに注意が必要です。
発色剤を使っていなくても、保存料や調味料(アミノ酸など)が使われている場合もあります。
商品を選ぶときには、裏面の原材料表示を確認することが大切です。
特に塩分量は通常のハムと大きな差がないことが多いため、減塩を意識している方にとっては食べすぎ注意です。
また、無塩せきハムやソーセージも基本的には加工肉です。
塩分や脂質は含まれているため、食べすぎは生活習慣病のリスクにつながります。
あくまでバランスを意識しながら取り入れることが大切です。
 

〇食卓に取り入れる工夫

たとえば、朝食にパンと一緒に食べるハムを無塩せきに変えるだけでも、少しずつ安心感が広がります。
サラダや野菜スープに添えることで、加工肉の量を減らしつつ栄養のバランスを取る工夫もできます。
介護の現場でも、利用者さまの食事に関心を持ち、「体にやさしい食品の選び方」を意識できる職員は信頼されます。
家庭での食習慣とつながる話題でもあるので、ご家族との会話のきっかけにもなるでしょう。
 

〇食事を選ぶ力が健康につながる

「無塩せき」という言葉は、一見すると専門的に聞こえますが、日々の食生活に直結した大切な考え方です。
色や保存性よりも「体にとってどうか」を意識して食品を選ぶことは、健康的に年齢を重ねるための第一歩です。
毎日の買い物や食卓で、ぜひ「無塩せき」をきっかけに、食事の安心感を考えてみてはいかがでしょうか。
 

従業員の健康が利用者さまの健康につながる

ほねつぎデイサービスは利用者さまのみならずスタッフの方にも健康になっていただきたいというのがモットーです。
スタッフの方が元気に明るく笑顔で利用者さまを迎え入れてくださることで、利用者さまも明るく元気になります。
皆さんも健康意識を高めましょうね(^^♪
 
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