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体に起きる炎症とポリフェノールの意外な関係
なんとなく感じる「炎症」のサイン
「最近、関節がむくみやすくて」「朝起きたときに、手がこわばる感じがある」
デイサービスをご利用されている方から、そんな声を耳にすることがあります。
強い痛みがあるわけではなくても、体の中で何かが起きていると感じる場面は、年齢を重ねるほど増えていきます。
実はこのような不調の背景には、「炎症」と呼ばれる体の反応が関係していることがあります。
〇炎症とは何か?身体を守る働きでもある
「炎症」というと、腫れたり熱を持ったりするような、いわゆる「痛み」を思い浮かべるかもしれません。
しかし実際には、炎症は体を守るための自然な反応です。
たとえば、転んで膝を打ったときに腫れるのも、風邪をひいて熱が出るのも、炎症の一種です。
体が外からの刺激やウイルスに対抗しようとするときに起きる防御反応と言えます。
問題になるのは、慢性的に起こる「見えにくい炎症」です。
痛みが強くなくても、関節のこわばり、疲労感、だるさ、皮膚のかゆみなど、さまざまな形で現れることがあります。
そして最近では、こうした「慢性炎症」が、老化や生活習慣病と深く関係していることもわかってきています。
特に注目されているのが、「血管の炎症」です。
血管が傷ついたり炎症を起こしたりすると、動脈硬化や高血圧といった疾患のリスクが高まることがわかっています。
これらは「サイレント炎症(静かに進む炎症)」とも呼ばれ、本人も気づかないうちに進行するため、日頃の予防が大切です。
〇注目される「ポリフェノール」の働き
そうした炎症を抑える手助けをしてくれる存在として、近年注目されているのが「ポリフェノール」という成分です。
ポリフェノールは植物に含まれる天然の抗酸化物質で、体の中で炎症を引き起こす物質の働きを和らげてくれると言われています。
・ポリフェノールを多く含む食品例
緑茶(カテキン)
赤ワインやぶどう(レスベラトロール)
大豆製品(イソフラボン)
ココア(フラバノール)
玉ねぎやりんご(ケルセチン)
そば(ルチン)
これらを日々の食事の中に取り入れることで、炎症による体の不調をやわらげることができる可能性があります。
〇食事は「習慣」が大事です
もちろん、ポリフェノールを一度にたくさん摂っても、すぐに体が変わるわけではありません。
大切なのは、毎日の食事に少しずつ取り入れていくことです。
たとえば、朝のお茶を緑茶にする。おやつに甘いジュースではなく、無糖のココアやりんごを選ぶ。
そういったちょっとした工夫でも、体は少しずつ変わっていきます。
デイサービスでご提供している食事や、ご家庭での食事も含めて、こうした知識を活かしていただけると、ご本人の体調管理や予防にもつながっていきます。
〇炎症と上手に付き合っていくために
「年だから仕方がない」と思っていた体の重さや関節のこわばりが、もしかすると体の中で起きている炎症と関係しているかもしれません。
そんなときに、ポリフェノールのような自然な成分が、体の負担をやわらげてくれる一助になることもあります。
私たち職員も、ご利用者さんの「なんとなく不調」に気づけるよう、日々の変化を見守っています。
食事や生活の習慣も含めて、無理なくできるケアを積み重ねていくことが大切です。
少しの知識が、今日の安心につながることを、これからも大切にしていきたいですね。
従業員の健康が利用者さまの健康につながる
ほねつぎデイサービスは利用者さまのみならずスタッフの方にも健康になっていただきたいというのがモットーです。
スタッフの方が元気に明るく笑顔で利用者さまを迎え入れてくださることで、利用者さまも明るく元気になります。
皆さんも健康意識を高めましょうね(^^♪
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